もうそろそろ0%
長めの残業。
昨夜の寝不足のせいで80%程度の開眼率。
帰り道に難解な本を読む余力が残っていない。せめて寝落ちてしまわないよう、久しぶりにblogを更新してみたりする。誕生日というのは理由もなく佳いことだけが起こる気がして、でも実際はその期待値の分が裏切られ、結局ロクでもない日になる確率が高い。おそらく平均すれば極めて平均的ないちにちなのだろう。
「お金や社会的地位、美容整形、壮麗な邸宅、権力の座などはどれも、あなたを幸せにすることはできない。永続する幸福感は、セロトニンやドーパミン、オキシトシンからのみ生じるのだ」(ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史(下)』)
— なつき㌠ (@natsukissweet) 2017年7月17日
幸せというものが物質や他者からもたらされるものであると考える人が周囲に意外と多いように思う。考え方にもよるが、あれはたぶん才能だ。幸福感受性という身体能力。先天的、或いは後天的な要素に影響を受けるため、この能力には個人差がある。幸福を感じにくかったとしても、自己責任の範疇は狭い、そんな風に考えている。
開眼率が60%を下回る。
家まで最短時間で辿り着きたい。
目の前でつり革に掴まる女性が片手で手荷物を網棚に上げる。Tシャツの裾がずり上がり、ヘソピアスがちらりと見えて少しだけ目が覚める。彼女にとってこれは予定調和だ、惑わされてはいけない。
人の浅ましさやいじましさみたいな要素が目に入った時、それをマイナスに捉え嫌うための理由とするのではなく、「その人のもつ特性のひとつ」として受け入れたい。そうする事で、自分自身にも存在する浅ましさやいじましさから目を背けることなく向き合い自分を許容する事ができるようになる気がする。
— なつき㌠ (@natsukissweet) 2017年7月17日
某所で見かけたマウンティングめいた行為に浅ましさを感じた。感じてすぐに、それもまた私からその人に対してのマウンティング行為のようなものなのだと気づかされる。
私は潔白ではない。
私だけが潔白なのではない。
浅ましいのは自分なのだと気づかされる。
浅ましくてもよいから、気づいていたいよ。