解釈

恣意的でない世界が存在するとはどうしても思えなくて、考えながら幾晩か過ごした。
世界とは、解釈だ。
あるがままをあるがままに、誰の目も通さずにただ存在するものは、無に等しい。
分節から無分節、そして再び分節されるその世界にのみ、恣意性がないのではないか。そしてそれを獲得できたとしても(今の技術では)誰とも共有不可能なのだと私は考えている。